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脚本・編集 そんちゃん

  CAST
ヒカル(開くもの) cv.そんちゃん
大司教ブルメイル cv.かっつん
フリアボロス
ルビ

依代
cv.デュオ
cv.ウズ

cv.そんちゃん
探偵ハンク
女神フィニア
cv.水月
cv.パフェ



ヒカル:(寒さから逃れるかのようにファンブルグに戻ったわたし。)

    ぅー。やっぱ、暑いのも寒いのもだめね。
    ここが一番だわ。

    (束の間の休息を楽しんでいるところに手紙が届いた。
     差出人はアステリア総大司祭ブルメイル。
     例の扉の位置がつかめたから来てほしいという内容だった。
     行き先はセレーネの東の果てにあるセレーネ東洞窟。)

    また寒い所か…

    (正直気が進まない。でもそうも言ってられない。
     わたしはこれでもかというくらいの準備を始めた。
     特に防寒の…)

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■ティナへと続く道


ヒカル:(アルパネスの方に比べるとこちらはそれほどの積雪量はなく、少しは心が晴れた。
     順調にセレーネ東洞窟を目指す。
   
     と、見慣れた探偵帽が見えた。)

ハンク:ふむ、やつらが動き出したようだ。もし自分の推理通りならば、
     彼らはセレーネ北端にあるという『閉ざされた祭壇』に向かったはずだ。


ヒカル:(自称敏腕探偵のハンクだ。
     なんかぶつぶつ言っているけど、わたしに気付きもしない様子なのでそのまま通りすぎる。)

     あんな格好で寒くないのかなぁ。

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■セレーネ東洞窟


ヒカル:ここがセレーネ東洞窟ね。

ブルメイル:よくぞ参った開くものよ。

ヒカル:ブルメイル司祭、扉が見つかったのですか?

ブルメイル:うむ、いよいよ魔族決戦の時は近い。
       そなたに頼みたいことがある。


ヒカル:頼みたいこと?

ブルメイル:この洞窟を抜けた雪原に『閉ざされた祭壇』がある。
       それこそが魔族の力の源、クロスゲートを閉じている悪しき力が宿る場所だ。
       開くものよ。この『閉ざされた祭壇』を破壊し、クロスゲートへの道を開いてくれ。


ヒカル:クロスゲート…
    わかりました。行って来ます。

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ヒカル:(セレーネ東洞窟を抜けるとそこは一面の雪景色だった。)

    ぅー。もう雪はしばらく見たくないなぁ…

    (少し進むと今にも崩れそうな廃屋があった。なんとなく入ってみる。)

    壊れない…よね?

    (中は埃が積もっていた。もう何年も人が入っていないみたいだ。
     本棚には古そうな本がたくさんあった。
     何気なくその中の1冊を手に取り、開いてみる。)

     うわー。何これ、ぜんぜん読めない。

    (それは古くなっているからだけではなく、古代文字か何かで書かれていて解読できなかった。
     でも、何故かとても気になったので埃を払ってからカバンにしまった。

     廃屋を出て、また進むと小さな神殿のような物があった。)

    ここが『閉ざされた祭壇』かな?

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■閉ざされた祭壇


ヒカル:(中に入ると、木のモンスター、トレントが10体いた。
     近づいても何もしてこない。)

    ど、どうしよう…

    (よく見るとトレントたちの向こうに進めそうな道が見える。)

    やるしかないみたい。

    (覚悟を決めて矢を放った。)

依代:……愚かなり人間よ…………ここが聖域と知って争うというのか……

ヒカル:えっと…わたしにはやるべきことがあるんです!

依代:……偉大なる人間リーユンよ………そなたの理想は脆くも崩れ去った…

ヒカル:え?リーユン?

依代:……静寂の歴史を打ち破り………再び狂気の戦乱を巻き起こそうとするは…
   …やはり人間であった…

   ……我が唯一尊ぶ人間リーユンよ………そなたへの畏敬を示すべく、我も戦おう…

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■戦闘開始


依代:……そうか……お前は「開くもの」か……


ヒカル:えぇぇっ!?
    (10体いたトレントがみるみるうちに重なり、巨大な1体のトレントになっていく。)

依代:混沌は混沌へ還るがよい……そなたの存在は静まる善と悪を呼び起こす

ヒカル:(トレントは手をくねらせ魔法の詠唱を始める。
     辺り一面が一瞬で凍結し、氷の刃がわたし達を襲う。

     すかさずホルスのヒールが傷を癒す。
     わたしの矢がトレントに突き刺さり、エデンの体当たりでトレントが仰け反った。)

依代:混沌をもたらす時の旅人よ……今度はこの世界を乱そうというのか……

ヒカル:(トレントの鋭い一撃を紙一重でかわし、さらに矢を放つ。
     そこへホルスのヴォルケがトレントの体を焼く。)

依代:…我が友リーユンよ…我もそこへ行こう…

ヒカル:(そう言ってトレントは動かなくなった。)
    どういうこと…?

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■戦闘終了


ブルメイル:流石だ、開くものよ。その力があればクロスゲートを開くことも容易に叶うことであろう。
       さあ、ゆけ!ゲートを、神域への道を開くのだ。


ヒカル:え?あ、ちょっと!?
    (突然入ってきたブルメイル司祭に無理やり先に進まされる。)

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ヒカル:(帰る道も閉ざされてしまったので先に進むしかない。
     また雪原を少し進むと、今度は洞窟の入り口があった。

     そしてその洞窟を抜けると目の前に氷で出来た巨大な城が現れた。)

    うわぁ…
    ここにクロスゲートがあるのかな。
    …行ってやろうじゃないの!

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■氷雪の牢城


ヒカル:(中は床も、壁も、柱も…全てが氷で出来ていた。
     どんどん先に進む。するとまたハンクが現れた。
     追い抜いたはずなのにどうやって先にここに…?)

ハンク:神域と地上を繋ぐ門。
    それははるかな昔、
    人間が邪神リヴェリウスと戦いをしていたころに作られたものだという。
    しかし、なぜこんなものが必要だったのか?
 
    神への助力を求める救いの門……私にはすこし説得力の弱い説のように思える…
 
    真実はなんだったのか……
    果たして4000年前に何が起こったのか、そして今何が起ころうとしているのか……


ヒカル:え?

ハンク:アルゼ十三神をしっているかね?
    まあ異世界から来た君は知らなくても無理はないが、
    十二神といわれているアルゼ神はその昔十三神だったという話だ。
    伝説ではリヴェリウスは主神アルゼスに背いて神域を追放され、人の世界、すなわち地上を支配した。
    そして、神の住む神域にまで攻め込んだという。
    しかしその反逆の理由についてははっきりと語られていないことが多い。
 
    古代記アルターキンスによれば、リヴェリウスはもともと軍神であり、
    地上を襲う『呪われしもの』から人々を護る勇敢な神だったという。
    それがなぜ反逆の徒として、そして破壊神として恐れられるようになったのか。
 
    我々の知らぬ真実を突き止めなければ、何か大きな過ちを犯してしまう気がしてならない…

    神へ救いを求めるための道……絶対的な恐怖と力を持っていたリヴェリウスを欺き、
    人間がこんなものを作ることがはたして可能だったのだろうか……
 
    否、おそらく不可能に違いない。
    しかしこの建築物が当時作られたものであるとするならば……
 
    ふむ……では神が作ったか……人々が救いを求めるための道を?……
    ナンセンスな話だ……

 
ヒカル:え〜っと…
    先を急ぐので行ってもいいですか?

    (ハンクはわたしの言葉が聞こえないのか無視しているのか反応しない。
     ほっといて歩き出したわたしの耳にハンクの声が聞こえた。)

ハンク:であれば答えはひとつしかあるまい……
     クロスゲートを作ったのは、リヴェリウス自身である可能性が高いということだ……


ヒカル:うーん…
    (ハンクの言っていたことを一生懸命思い出しながら先を急ぐ。)

    なんだかまたとっても大事なこと…言ってたよね?

    (エデンとホルスに答えを求めた。
     エデンは首をひねり、ホルスは興味がなさそうだ。

     考え事をしていたせいか気付かないうちにかなり進んでいたらしい。

     気がつくと…目の前に見覚えのある黒髪の少女の姿が…)

ルビ:やっほ〜!依代を倒したんだって〜?すごいねっ!

ヒカル:依代?さっきの大きなトレントのことかしら…
    ってかルビ!なんでこんな所に??
 
ルビ:あれ〜?あなた前に会ったことあったっけ〜?

ヒカル:会ったことあったっけって…
 
ルビ:まっいいかっ!じゃあ今度はあたしと遊ぼうよ!ねっ!?

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■戦闘開始


ヒカル:くっ…
    (やっぱりルビの魔力は半端じゃない。
     わたしだってあれから色んな戦いを経験した。でもだからこそその強さがわかる。) 

ルビ:早く遊ぼうよ!

ヒカル:(ルビは魔法を唱える。そこに渾身の力で矢を放った。)

ルビ:あはは、強いね〜!

ヒカル:(喜びながらルビはさらに魔法を唱える。
     もちろんわたし達も負けじと応戦する。)

ルビ:じゃあ、混乱ごっこしよう!

ヒカル:(今度はコンフィアを唱えた。
     エデンの目つきが鋭くなり、わたしに襲い掛かってきた。)

    うわ!エデン!!

    (間一髪で攻撃をかわした。エデンはまだ混乱しているようだ。)

    しっかりして!エデン!!

ルビ:おいでませっ!

ヒカル:(ルビはさらにノッカーたちを召還する。
     仕方なく、エデンをそのままにしてルビに向き直る。
     弓を構え、矢を乱射した。
     矢はノッカーたちを射抜いた。ルビにも何本か飛んだがひらりとかわされる。

     と、そこへ正気に戻ったエデンがルビに攻撃をしかけた。
     エデンの攻撃にかぶせるようにホルスとわたしも攻撃を合わせる。)

ルビ:はふ〜疲れちゃった〜

ヒカル:(ルビのわき腹から血が流れている。)

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■戦闘終了後


ルビ:また遊ぶって約束して!約束してよう!!


ヒカル:(結構血が出てるはずなのにルビはまだぴんぴんして笑っている。)

ルビ:また遊んでね!!じゃあ約束だからね!くすくす

ヒカル:ルビ!
    (ルビはそのまま姿を消した。)

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ヒカル:(ルビとの戦いを終え、さらに先を目指す。すると柱の影からハンクが出てきた。)

ハンク:大胆な仮説を立てると、だ……

    
……これは人間を神域へ攻め込ませるために作られたものではないのか?

    リヴェリウスは人々を恐怖で支配し、神域を攻略する尖兵として地上から
    人間を送り込むための門を作り出した……

    ふむ、多少の妄想がないとは言えないが……もしこの仮説が正しければ……


ヒカル:(そのままぶつぶつ言いながら去っていった。)

    ルビもわかんないけど…ハンクもまったくつかめない人ね…

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ヒカル:(またしばらく進むと、ひとつの部屋にたどり着いた。
     そこは今までいた氷の世界ではなく、石で出来た部屋のようだった。

     そして、部屋には上半身裸の男が立っている。
     金髪で肌は青く、明らかに人間ではない巨大な魔力を感じる。)

フリアボロス:……我は天に抗う先鋒……フリアボロス…

        …千尋なる眠りより我をいざなう異世界の民よ…
        …貴様も我と同じく……この世にあるべき存在ではない……

        …開くものよ…

        わが血肉の一部と成りてその価値を示すがよい!


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■戦闘開始時


フリアボロス:…闇に生まれた出来損ないが、完全体の我らに勝てると思うか


ヒカル:(フリアボロスの合図に答えるように影のモンスターが4体音もなく現れる。
     そしてフリアボロスを囲むようにしてこちらを向いた。

     影から次々と放たれる魔法を掻い潜りながら、エデンが突進していく。
     そこにわたしととホルスの攻撃で援護する。

     数分後、ぼろぼろになりながらもなんとか4体の影を倒した。)

フリアボロス:おとなしくしていれば苦痛を伴わずに死ねるものを……

ヒカル:くっ…
    (フリアボロスの魔法がわたし達を襲う。)

フリアボロス:出来損ないよ…貴様に不釣合いなその力を我によこすがいい…

ヒカル:(フリアボロスの一撃をぎりぎりで交わし、矢を放つ。
     一瞬止まったフリアボロスにエデンとホルスの攻撃が重なる。)

フリアボロス:フハハハ!!雑魚は雑魚なりにもがくというわけか!

ヒカル:(フリアボロスは突然戦うのをやめた。)

フリアボロス:面白い、再びまみえようぞ……はらからよ……

ヒカル:(そして姿を消した。)

    え?
    勝った…の?

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■戦闘終了


ヒカル:(全ての力を使い切り、意識が朦朧とするわたしの耳に奥の部屋から声が聞こえてくる。)

男の声:ふははは!ついにこの日を迎えたぞ!
     女神フィニアよ、残念ながら貴様の封印役も今日で終わりだ。
 
女の声:人の身でありながらここまでやってくるとは…
     …しかし、このゲートを開くには異世界の者の力が必要…
     あなたには無理でしょう…
 
男の声:フン、確かにな…まったく小賢しい細工をしてくれたものだ。
     しかし、その『開くもの』がここにいるとしたらどうだ?
 
女の声:……まさか……
 
男の声:……この日のため……我らは何百年の時をかけてきたのだ。
 
女の声:いけない!ここを開いては!
 
男の声:…滅せよ…
 
女の声:たとえこの身が滅びても、この門だけは……
 
男の声:!!!!!

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■フリアボロスゲート


ヒカル:(無理やり立ち上がり、よろよろと奥の部屋へと進む。
     そこには大きな扉があった。
     そして、その扉には女の人が同化してしまっている…)

    これ…は…?

女神フィニア:…私は時の女神フィニア…

ヒカル:!
    (生きてるんだ…)
 
女神フィニア:…あなたが、開くもの………クロスゲートを開くもの……
 
ヒカル:はい…

女神フィニア:…この呪われた門を再び開くつもりなのですね……愚かな人間よ……
 
        …その行き着く先に……光明などありはしませんよ…


ヒカル:え?どういうことですか?

    (女神フィニアは目を閉じ、それ以上なにも語らなくなった。
    そこへブルメイル司祭が近づいて来る。)

ブルメイル:残念ながら間にあわなかった……このように永久封印されてしまえば、
       たとえ開くものであろうと、ゲートを開放することは不可能だ。


ヒカル:そんな…

ブルメイル:………だが諦めるにはまだ早い……この世界にはクロスゲートは3箇所ある。
       永久封印される前に残り2箇所のゲートを確保するのだ。
 
       ヒカルよ、アステリアへ来るがいい。この世界を救えるのはそなただけだ。
       そして我々には時間がないのだ。


ヒカル:は、はい…
    (なんだろう、この違和感…女神フィニアはわたしに何を伝えたかったの?)




〜編集後記〜

フリアクエには色んな思い出があります。
その中で一番の思い出は、依代に嫌われてしまったことです。

初めて巨大トレントを見たわたしは思わず
「うわー!お家にしたい!!」
と言ってしまったのです・・・。

それからというものキャラを変えようがレベルが上がろうがお構いなしで狙われ続け、何度殺されたかわかりません(´・ω・`)

もちろん、依代の怒りを静めようと謝りまくったのですが、依代の怒りは深かったようで(´;ω;`)ウゥゥ
まぁ、おかげ?で他の人があんまり被害を受けなかったのでいいのかな・・・
・・・そう思うことにします(*¨) ....ボー


編集についてですが、フリア戦のあとの男と女の会話を扉の向こうから聞こえるように加工したかったのですが、力が及ばず無理でした( ̄▽ ̄;)
誰の声か明らかにわかってしまってなんか申し訳ない感じです(´・ω・`)
なかなか難しいですね><