1:09:50

脚本 パフェ

編集 そんちゃん

  CAST
シュート
クロエ
シヴァィ

ゼン
cv.ジュニ
cv.パフェ
cv.INA

cv.ウェイブ
ステラ cv.ウズ
ヤシャ
ツルギ
cv.そんちゃん
cv.sh
in


はじまり☆

 シュート:(黒史教団を・・・ご存知ですか(´・ω・`)?
       コンチェルトゲートのメインクエストで
       いつも冒険者のクエストの妨害(ぼうが)・・・
       いや、クエストを楽しめるようにサポート?しているのが僕らです。

       僕らにも、それを行うにあたっていろいろな目的がある。
       僕も、自分が目指す目的のために働いているのだ。)


   
クロエ:ツルギさま、素敵ですぅ。

  
シヴァイ:ぁあ、あの新人の仔、かわいいね。
        ゴスロリ系のワンピースなんて着たら似合いそうだ。

  
シュート:もぉ、いやだこんな仕事…。

    
ゼン:クハハハハ!


 
シュート:(まぁこんな感じの雰囲気で…。

       僕らのいる黒史教団とはまぁ…
       昔の歴史を調べ、守っています。
       そして、僕たちなりの考え方で平和(?)を目指しています。)


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☆反省会

    
ゼン:ちっ・・・。

  
シュート:ゼンさん、そんなに気を落とさないで下さい。

    
ゼン:気を落とすだと?オレはイライラしてんだよ!!

  
シュート:ひぃい;

    
ゼン:前回といい、今回も見事に奴らにやられちまったじゃねぇか!

  
シュート:今回は…何が悪かったのでしょうか…;;。

  
 クロエ:何がって…決まってるじゃない!
       枯れ森の入り口で、あんたが早々にやられたあげく
       進入まで許したんじゃ…こぉなるに決まってるじゃないの!


  
シュート:ぇえ;僕のせいですか;;

  
 クロエ:あんた、もぅちょっと戦えなぃわけ?

  
シュート:そんな事…ぃわれたって;;
       洞窟の中ではどぉだったんですか?
       中でも、みんなが待機して
       冒険者達を待ち受けてくれていたんじゃないんですか??;


   
クロエ:ど…、洞窟内の話をしてるんじゃないのょ!
       そもそもねぇ!あんたが入り口をちゃんと守っていたらねぇ!


  
シヴァイ:まぁまぁ…クロエ。
       そんなにシュートに当たるなよ。
       せっかくのかわぃぃ顔が台無しだよ?


    
ゼン:くそ!冒険者め!!!

   
クロエ:ぅるさぃわね! べ、別に当たってなんてなぃゎよ!
       ゼ、ゼンだって、最後の砦はオレにまかせろ!
       なんて言いながら、あっさりやられちゃってるんだもん・・・。


    
ゼン:オレはやられたんじゃねぇ!
       あいつらに猶予をあたえたまでよ!


   
クロエ:猶予なんて与えてる暇はないのょ!!
       前回の仕事も失敗。
       そして今回もだなんてツルギ様にどぉやって報告するつもり!


  
シュート:まぁまぁ・・・。落ち着いてくださぃよ;

ゼン
クロエ:うるさい!!

  
シュート:ひぃぃ;;

 
シュート:(ただいま、前回の反省会中だ。
       ここは僕ら黒史教団のアジト。
       そして、僕らのミーティングルームだ。まぁ…溜まり場ともいう。
       前回の任務は、シルトの首長がファンブルグに来ていると聞いて
       僕らのアジトへお越しいただき、話を聞く。
       そういう予定だった。)


  
シヴァイ:まぁまぁ。シュートだって頑張ってくれたんだ。
       許してあげよう。


   
クロエ:シヴァイ!ぁんたねぇ! 地下の通路で冒険者をあっさり通してたでしょ!!

  
シヴァイ:そんなことはないさ。ただ、冒険者のPTの中に一人居たんだ。

  
 クロエ:ぇ?何がいたのよ…?

  シヴァィ:ぃあ…ほら?今月のファンブルグで発売された
       白いワンピースがあるだろう?
       …似合いそうな仔がいてね。
       ちょっと考えているうちに、横を通り過ぎてしまった。
       もう一度…会えないかなぁ…。


   
クロエ:ぁんたバカぁ?? 3回くらぃ死んできなさぃよヽ(`Д´)ノ

  
シュート:クロエさんこわぃ…;;

    
ゼン:まぁクロエ、落ち着けって。今回は…オレも悪かった。
       次はこんな失態はしねぇ!
       始末書はオレが書い…


  
シュート:ぇ?ゼンさん…なんでこっちを見てるんですか…;;
       …ちょww また僕が書くんですかぁ;??


    
ゼン:文章とかはシュートが一番得意だと思ってな!
       オレが書くよりシュートの方が上に通る!
       頼んだぞ!シュート!!!
       がははは!


  
シュート:そぉいって、もう189枚僕が書いてますよぉ;;

  
シヴァィ:シュート、今回で記念の190枚目じゃないか。
       190枚を書くことなんて、そうそうない事だよ。


  
シュート:それって…記念とか言っちゃっていいモノなんですかぁ??

   
クロエ:あんたたちねぇ…記念とか言ってる場合じゃぁ…ヽ(`Д´)ノ プチっ。
       恥を知れー!!恥をぉぉぉおヽ(`Д´)ノ


  
シュート:ひぃぃぃ;クロエさん〜;;
       落ち着いてくださぃ;;


       
(クロエさんが、またキレた…;;
        後ろからクロエさんを押さえ込む、すごい力で暴れるんだ…この人;;。)
  
       早く;;シヴァィさん、いつものやつ!おねがいじまずぅぅ;;


  
シヴァィ:分かったよ。 ほぉ〜ら。 ストーン。

  
シュート:(カチンと音がしたかと思うと、クロエさんがいつものよぅに固まった。)

  
シヴァィ:うんうん。また、すごい表情で固まったねぇクロエわ。
       よしよし。@10分で解けるからね。


  
シュート:(シヴァィさんはクロエさんに魔法をかけた後、クロエさんの頭をなでている。
        そんな時、外からノックの音がして、扉が開いた)


   
ツルギ:ゼンはいるか。

  
シュート:…ツルギ様!?

    
ゼン:ツルギ様、お呼びですか?

   
ツルギ:…何をしている。

  
シュート:(固まっているクロエさんを見て、
        ツルギ様が解せないといった表情をしていた)


       
ぁの…これにはいろいろな事情がありまして…

   
ツルギ:まあ、それはいい。 ゼン、次の任務について話しておきたい事がある。
       あとで私の部屋まで来てくれ。

      
    
ゼン:はッ!

  
シュート:(それだけ言い終わると、
        何事もなかったようにツルギ様は部屋を出て行った。)


 
 シヴァィ:これはこれは、また仕事が貰えそうだね。
       でも、まずぃねぇ。これを見られたとなったら、クロエが何と言うか。
       クロエ、よしよし。


  
シュート:クロエさんは、ツルギ様の事が好きですもんね…。
       このことは内緒にしておきましょう!


    
ゼン:まぁ。固まってるんだ、どうせ見えてないだろw
       オレはとりあえずツルギ様のところへ行ってくる!
       任務らしいが…どんな仕事だろうな…。
       お前らも、すぐ出れるようにしておいてくれ!


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☆伝えられた任務


   
 ゼン:もどったぞ!

  
シュート:(勢いよく、扉が開いた。
        そしてゼンさんが、ものすごい興奮した表情で入ってきた)


  
シヴァィ:お帰り、ゼン。どうだったんだい?

    
ゼン:今度の任務は、絶対!!失敗できねぇ!!!!

  
シュート:それ…前回にもいってましたよね…w

    
ゼン:うるせぇえ!黙って聞け!
       今度の任務は、オレ達の命と変えても!
       絶対成功させるんだ!!
       うごおぉぉぉぉおぉぉぉ!!!


  
シヴァィ:今回もすごく燃えてるねぇ、ゼン。
       意気込みはよくわかったよ。
       さて、今回はどんな内容なんだい?


    
ゼン:聞いて驚け!!!!!
       
       …ヤシャ様の護衛だぁあぁ!!!!
       
       うぉぉぉぉ!!!


  
シュート:ええぇええぇえ!!!
       ヤシャ様のご…ごえいいぃぃぃ!!!
       むむむむ、無理ですよ…。
       毎度の、僕らの働きを見てそれを言ってるんでしょうか?
       何かの手違いじゃぁあぁ;;


  
シヴァィ:へぇ〜それはまた、すごい任務だねぇ。

  
  ゼン:オレ達の働きが上に通じたってことよ!!

  
シュート:あの働きが通じてたら、それこそ問題ですよぉ;;

    
ゼン:いいか!!お前ら!!
       これからセラルカへ向かう!!!
       さっさと支度して行くぞ!!!!


  
シヴァィ:護衛なんだろぉ?ゼン。
       お守りする姫はどちらに?


    
ゼン:姫?…あ、ヤシャ様か。
       ヤシャ様ははもう発った!
       第一部隊と共に出たそうだ!
       オレ達も急いで、後を追うぞ!!


  
シヴァィ:ふぅ〜ん。そぅか。 まぁ、それなら僕も支度しようかな。
       まずはシャワーからだ。

    
ゼン:さっさとしろよ!!!お前の風呂は女みてぇになげえぇヽ(`Д´)ノ

  シヴァィ:仕方ないじゃないか、この髪は時間を掛けて丁寧に洗わないと
       すぐ痛んでしまうんだよ。


  
シュート:シヴァィさんの髪、キレイですもんねぇ。

  
シヴァィ:あぁ、そうだろぉ? ありがとうシュート。

    
ゼン:さっさといってこい!!!!

  シヴァィ:ゎかったよ、ゼン。じゃぁ、うちの姫の準備も手伝ってやってくれよ?
       そうとう落ち込んでいるから、もしかしたら僕より時間が掛かるかもしれないよ。

    
ゼン:うちの姫だと?

  
シュート:ぁのぉ…そのぉ。
       たぶん、クロエさんの事だとぉ…;;
       ほらあそこの、本棚と本棚の間に…ほら;;

       (部屋の隅にある2つの本棚の間の隙間で、
        体育座りで、うな垂れている黒い物体が…先ほど暴れていたクロエさんだ。
        ストーンの効果が切れて、動けるようになったのだが
        ストーンの状態は身体が硬直するだけで…
        耳はどぉやら機能していたようで…)


    
ゼン:ぅあぁああぁあ!? なんだ!アレは!

  
シュート:だから…クロエさんですよ。
       さっきの一件で…すごく落ち込んでしまったよぉで。


    
ゼン:もぉ人の形にみえないぞ…。黒いオーラの塊にしかみえん。

  
シュート:ク…クロエさん?大丈夫ですか??
       (近づいて、クロエさんに話かけてみる)


   
クロエ:うぅ…うぅうぅ;;

   
 ゼン:もぉ貞子にしかみえん…。

  
シュート:(頭を抱えているせいか、クロエさんの黒い長い髪が
        顔を全て覆い、そしてすすり泣きの度にプルプル揺れている)


   
クロエ:つぅ…ツルギさまぁ;;うぅう;;

    
ゼン:ク…クロエ。新しい任務だ。支度を頼む!

   
クロエ:もぉ…任務なんてしらなぃわ;;勝手にいってちょぉだい;

    
ゼン:ツルギ様からの直々の任務なんだぞ!
       それをお前は放棄するっていうのか!!
   

  
 クロエ:うぅぅうぅ;;

    
ゼン:ツルギ様が…お前を心配していたぞ!!
       護衛任務のメンバーの中に、女のお前がいるのを知って
       気をつけてくれと、ツルギ様からお言葉があった。


   
クロエ:ツルギ様が…ゎたしの事を…

    
ゼン:今回の任務はそれは大事な任務だ!
       お前の力がいる!!!
       ツルギ様もそう思ってオレ達に声を掛けてくださったんだ!
       さっさと支度しろ!!!


   
クロエ:はぃいぃ;; ツルギさまぁあぁ;;

  
シュート:(クロエさんはそぉっと立ち上がり、ふらふらしながらも、支度をと部屋を出た)
       
       ツルギ様ってお優しいんですねぇ。
       こんな下の僕らの事も気遣ってくださるんですねぇ。


    
ゼン:あぁ…さっきのか。

  
シュート:はぃ!

    
ゼン:あれは全部…今オレが考えたw
  
  
シュート:うぇえぇ;

    
ゼン:仕方ねぇだろぉwww
       クロエが居なきゃ回復は誰もできねぇ
       置いていくわけにはいかねぇんだ!!
       それにもちろん、気をつけてくれって言葉は預かった。
       あとは解釈の問題だろ!!
       がっはっははは!!

       シュート、お前もさっさと支度しろ!!
       それから今のはクロエには言うな!!


  
シュート:わかってます!!言いませんよぉ…怖いですもん;
       じゃぁ僕も支度してきます。
       支度が終わりしだい合流します!!


    
ゼン:あぁ!たのむぜぇえぇ
       うぉおぉぉぉ!!!


  
シュート:(ちゃんと話を聞くと、やっぱりこのチームのリーダーは
        ゼンさんなのだと思う。
        このチームのみんなのことを分かってくれている。
        …あの雄たけびさえなければ、もっと話やすいのに…w)


 
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☆セラルカへ向かう


  
シュート:(全員の準備が終わり、セラルカへ向かった。
        セラルカにつく頃には日も暮れ、夜中になっていた。)


    
ゼン:ちっ…随分時間がかかっちまったな

  
シヴァィ:随分早くに着いたじゃないか、僕は明日の朝ごろ出発かとおもったよ。
       どぉやってうちの姫をやる気にさせたんだい?ゼン。


   
 ゼン:どうも、こうもねーよ!オレはなんもしてねぇ

  
シュート:ゼンさんが仕事の内容をきちんと伝えてくださったんですよ
       クロエさんはそれを理解してくれたんだと思います。


  
シヴァィ:まぁそぉだろうね〜。でも、あのオーラみたいなもの、どうにかならない?
       かわいいんだけどさぁ…。


  
 クロエ:ゎたしがんばりますわ〜♪ツルギさまぁあぁ♪(*´ェ`*)ポッ

  
シュート:今度はお花と蝶が舞ってますね…キラキラしてる…w

    
ゼン:とにかくやる気になったんだ!かまわねぇだろぉがw

  
シヴァィ:そぉだけど、あれは目立つよ?

  
シュート:黒いオーラでも十分目立つので…;今回はお花モードでいいかと。

    
ゼン:とりあえず、ヤシャ様達と合流するぞ!!

  
シュート:(そうして、(僕らはセラルカに着いた。)
        ヤシャ様達がいるセラルカの奥にある穴の家へ入っていった。)


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☆穴の家では

   
 ゼン:なんだと…

  
シヴァィ:これは参ったねぇ。

   
クロエ:だめ>< 全然効かない。ヒールもキュアも駄目みたい

  
シュート:(ヤシャ様達と合流を図って入った穴の家では、
        仲間たちが大変なことになっていた)


   
ヤシャ:ゼン!ゼンジャ!ゼンが来た!!
       キャラキャラキャラw 


    
ゼン:ヤシャ様!これはいったい…どうなされたのですか!!

  
シュート:(部屋の中で仲間達が倒れ込んでいる。
        苦しそうにうずくまり息を荒くするもの
        痛みのせいか、すでに気を失ってるものまでいた)


   
ヤシャ:ワラワはしらぬ!
       皆がアレを食べてからおかしくなったのジャ!


  
シュート:(部屋の隅に置かれたテーブルの上には、
        皆が食べたのか、のこったおにぎりが置いてあった)


  
シヴァイ:あぁ〜これはもしかして集団食中毒ってやつかぃ?

    
ゼン:ヤシャ様!ヤシャ様は大丈夫なのですか??

   
ヤシャ:ワラワは平気ジャ!
       ワラワは寝ておったのジャ!


   
クロエ:ヤシャ様だけでも無事でよかった…

    
ゼン:そうだな…
  
  
シュート:でもどうするんです?? もしかして動けるのは僕達だけってことですか?

  
シヴァィ:そぉだねぇ〜僕らだけじゃないかな?

  シュート:そんなぁあぁ;;
       僕らだけでこの任務をやるってことですか?


   
 ゼン:落ち着けシュート、俺らだけでどこまで出来るか…
       まずは考えろ!!


  
シヴァイ:そうだね。僕らには珍しく 作戦なんて立ててみてもいいんじゃないか?

    
ゼン:シヴァィ、シュート!!その作戦とやらを頼む!
       ヤシャ様はこちらの部屋へ!


   
ヤシャ:キャラキャラキャラッ 

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シュート:(そして明け方…僕らの作戦会議が始まった)

       作戦なんて…立てるの初めてですよね?

  
シヴァィ:まぁ、そぉいうことになるね〜

  シュート:で…どうするんです?シヴァィさん

  
シヴァィ:そぉだねぇ〜。 とりあえずクロエには皆の介護に回ってもらったよ

  シュート:ぁあ!はい!わかりました。

  
シヴァィ:じゃぁ今回の任務についてだよねぇ

  シュート:はい!今回の任務は、セラルカの村の古文書の調査?でしたよね?
       ファンブルグの城の者も、この古文書を探しているとか
       また昔の歴史を勝手に偽装されては困るので
       彼らより先に古文書を手に入れるんです!

       そして今回の任務は、ヤシャ様も共に調査という事で、
       僕らの担当は護衛とぃうこと…だったのでは?

  
シヴァィ:ぅんぅん。そうだった気がするよ。

  シュート:セラルカにはいろいろな話が昔から伝えられてるんですよ!!
       村を守る伝説のモンスターがいたとか!
       それに村の奥にあるあの森には…!

  
シヴァィ:シュートwキミは本当に歴史が好きなんだねぇ

  シュート:もちろんですよ!!

  
シヴァィ:でも今回は、古文書の調査だ。
       城の者より先にみつけるにはどうしたらぃぃだろう?


  シュート:たぶんそれだけ大事な古文書なら、村長の家とか、昔から代々続く家の者に
       話を聞くのがいいとおもうんですけど…

  
シヴァィ:じゃぁ僕が少し、村娘から話を聞いてこようかな。

  シュート:娘…限定ですか?

  
シヴァィ:いや、村長の家には娘が1人いるって聞いていたんだけど。

  シュート:ぉお!そぅだったんですね!!
       あとの段取りもありますし!先に話を聞いておいた方がいいですね!
       …村長の娘の情報って…いったぃどこから…。

  
シヴァィ:じゃぁちょっと準備をして行ってくるよ

  シュート:準備??

  
シヴァィ:この格好じゃ、明らかにあやしいだろぉ?
       だからこれから着替えをね


  シュート:でも着替えなんて持ってきているんですか??

 
 シヴァィ:今回は3着しかもってこれなかったよ…急だったから仕方ないね。

  シュート:Σ3着も…どぉやって。

  
シヴァィ:じゃぁ、僕はいってくるから。ゼンが戻ったらこの続きを考えておいて。

  シュート:はい!わかりました。 情報収集お願いします!
  
       (シヴァィさんは手荷物をごそごそとあさりながら穴の家を後にした。
        残った僕は、クロエさんの様子を伺いに…)


  
 クロエ:シュート…。

  シュート:クロエさんお疲れ様です。

   
クロエ:ありがとう。皆は眠っているわ。

  シュート:そぉですか…。

  
 クロエ:任務はどぉなっているの?作戦はたったの?

  シュート:今、シヴァィさんが村に情報収集にいってます!

   
クロエ:…シヴァィが情報収集。大丈夫かしら。

  シュート:?? 何かまずぃですか?

   
クロエ:どうせ、シヴァィのことだから村娘に声を掛けたいだけで
       行ったんじゃないかって思ったのよ


  シュート:(ぅええぇ;当たってるーー;;)

       そ、そんなこと…は ないとおもいます!
       ちゃんと…情報を集めてきてくれますよ!!

    
ゼン:戻ったぞ!

  シュート:ゼンさん!!お疲れ様です。ヤシャ様は??
 
    
ゼン:大丈夫だ!奥の部屋で休んでいる

  
 クロエ:ゼン、こっちも皆眠っているわ

   
 ゼン:そうか!わかった
       ん?ところで…シュート、シヴァィはどうした?

  シュート:今、村の情報を集めにいってもらってます!

    
ゼン:…そうか。大丈夫なのか?

  シュート:(…以下略。シヴァィさんが無事もどってきますよぉに!!)
       
       僕らも計画をたてましょう!!これからの作戦ですよ!


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☆ゼンの作戦


    
ゼン:そうか、古文書の情報を集めにシヴァィは出ていったのか

  
シュート:はい。

   
クロエ:そぉね、古くから伝わるものなら村長の家なんかが妥当ね。

    
ゼン:とりあえずだ!オレ達の任務はまずヤシャ様を守る事を最優先にだな…

   
クロエ:まってゼン。そうも言っていられないでしょ?
       1番はもちろんヤシャ様をお守りする事かもしれないけれど
       歴史を守る任務はどうなるの?
       また、古文書が奪われたら歴史がねじまげられる事になるゎ!

  
シュート:それは絶対駄目です!!

   
クロエ:今回の任務は古文書の調査だって含まれてるんだから!

    
ゼン:ぁあぁ〜めんどくせぇ
       オレはなぁ、これだから作戦会議なんてキライなんだよ!!ヽ(`Д´)ノ
       オレには作戦なんて性にあわねぇ!!!
       どっちも守ればいいだろぉがヽ(`Д´)ノ


   
クロエ:そうだけど…そう出来たらいいんだけど…
       いままでとは違うのよ?他に仲間なんていないんだから


  
シュート:でもやらないといけないんですよね…
       じゃないと歴史が…

    
ゼン:来たやつをかたっぱしからブン殴ってだな
       ぐぉおぉおぉヽ(`Д´)ノ


  シュート:(だめだ…この人、まったく話を聞いていない(´・ω・`)
        話を聞かないゼンさんを見て…クロエさんがまた苛立ち始めている…
        そんな時、シヴァィさんが戻ってきた)

  
シヴァィ:ただいま、帰ったよ。

   
 ゼン:…シヴァィなんだその格好は。

  
 クロエ:…何?転職でもするき?

  シュート:(戻ってきたシヴァィさんは…なんといったらいいだろぅ
        白いシャツに黒いベスト、そして黒のスラックスといったような服装だ。)

  
シヴァィ:今回のイメージは新人バーテンダーってところかなぁ

  
 クロエ:バーテンダーって…あんた何してんのよヽ(`Д´)ノ

 
 シヴァィ:クロエ、そんなに怖い顔しないでくれよ 

  
 クロエ:あんたがさせてるんでしょぅがぁあぁ!!

  
シヴァィ:ほら、怒らないで。じゃないとまた 石にしちゃうよ^^?

  シュート:ひぃ;


  
 クロエ:ゎ…わかったわよ。ところで情報はちゃんと集めてきたんでしょうね?

  
シヴァィ:愚問だねぇ。もちろんバッチリさ^^

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シュート:(そしてまた、着替えて戻ってきたシヴァィさんが
        情報収集の報告をしてくれた)


  
シヴァィ:またこのローブかぁ このながったるい感じがいやなんだよね。
       身体のラインが隠れてしまうし…
       肌触りはすごくいいのに…もったいない服だよ。

       あぁ…報告だったね。
       話を聞いてきたよ。
       それがさっぱりなんだ、古文書って何?って感じでね

       一番最初に彼女に…ステラに話を聞いてきたよ。
       あぁステラっていうのは村長の娘だよ。


 (シヴァィ:こんにちは。

   
ステラ:ぁら、こんにちは。何か御用ですか?

  シヴァィ:あれ…キノセイか…

   
ステラ:どうかされましたか?

  シヴァィ:前にキミと会ったことがある様な気がして…
 
   
ステラ:ぇ…?どこかでお会いしましたか?

  シヴァィ:いぁ…僕の見間違いかもしれなぃ。だってキミのようなキレイな女性を
       そう簡単に忘れたりはしないはずだから…
   
   
ステラ:はぁ…)


  シヴァィ:ステラに話を聞いたんだけど、どうも何もしらないようだった。


 (シヴァィ:名前はなんていうんだい?
 
   
ステラ:ステラっていいます

  シヴァィ:なんてカワイイ名前なんだ… すごく似合っているよ

   
ステラ:どうもぁりがとうございます

  シヴァィ:ステラって呼んでいいかい?

   
ステラ:はい^^ 


       仕方ないから、他の村人にも話しをしてみたんだが
       誰も古文書なんてものは知らないみたいだったよ。  

       でも1つ別の興味深い話は拾ってきたよ。

       村からちょっと離れた所に、祠があるらしぃんだけど
       そこで封印されていたモンスターが
       最近目覚めたらしいんだ。

       攻撃はしてこない、おとなしいモンスターらしい。

       僕が聞いた話はそれくらいだね。


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ゼン:なんだと…封印されたモンスターが目覚めただと!!

 
  クロエ:封印されたモンスターっていったいどんなモンスターなのかしら。

  
シュート:ほんとですかぁあぁあぁ!!その話はぁあぁあ!!!
       封印されたって、昔勇者がモンスターを封印したっていう
       …話があるんですよ、ここセラルカには…


   
クロエ:へぇ〜そぉなの。

    
ゼン:シヴァィの情報が本物なら
       奴らの動きっていうのはモンスターにも関連があるんだろうな
   

  
シヴァィ:きっとそうだと思う。
       バーに居たご老人が言っていたよ
       なんだか冒険者風の者が尋ねてきたってさ。
       モンスターの事をいろいろ聞いていったらしいよ?


    
ゼン:ならグズズグなんてしてられねぇえぇ!!
       すぐ行くぞ!!!!


 
 シュート:行くって!!どこへですか!!!

    
ゼン:そんなのきまってんだろぉがぁ!!!!
       奴らがモンスターの相手をしている間に
       村長に話をつけて古文書を奪うんだ!!! 

       村長をここまで連れてくる!!
       古文書の在り処を吐くまで一歩も外にはださねぇ!!

       奴らも村長がいなけりゃ古文書の在り処はわからねぇはずだ!!

       絶対古文書を俺たちが先に奪うんだ!   
       歴史を奴らの勝手になんて絶対させちゃいけねぇえぇ!!


  
シュート:ちょっと乱暴な気もしますが…;;
       歴史のためなら!!!


  
シヴァィ:でもステラは何もしらないって言っていたよ?

    
ゼン:ステラだか、なんだかしらねぇが
       娘はしらなくても村長はしってんだろ!!


  
シヴァィ:そぉかなぁ?

    
ゼン:とりあえず話しをつける!!

  シヴァィ:じゃぁ僕がいってくるよ
       …もう一度ステラに会いたいと思っていたし


   
クロエ:あのねぇ…;
       本当、あんただけじゃ心配だわ
       だから…ゎたしも一緒にいくわ!!


  
シヴァィ:クロエ??心配しなくてもいいよ^^
       ステラはセラルカの娘だ

   クロエ:何よ?


  シヴァィ:彼女に興味があるのはセラルカを訪れた時だけさ

   
クロエ:それが一体なんなの?

  シヴァィ:ぇ?キミがやきもちを焼いているのかと思ってね

 
  クロエ:はぁあぁ??  …ねぇ…ゼン。一回シヴァィを殺してもいいかしら

    
ゼン:かまわねぇが、村長に話をつけてからにしてくれ

   
クロエ:わかったわ…
       もぉ…ヽ(`Д´)ノ
       シヴァィ!さっさといくわよ!!!


  シヴァィ:わかったよ〜そんなに怒らないでくれよ クロエ〜
       あともう一度着替えたいんだが…


   
クロエ:あんたねぇ…さっさといくの!!!ここで殺すわよヽ(`Д´)ノあんた!

  
シュート:(シヴァィさんがクロエさんにひきずられて出ていった…)

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 ゼン:よし…じゃぁオレ達は穴の前で見張りでもすっか!!
       シュートさっきからどうした?黙りっぱなしでよ!
       本?でも読んでるのか??


  
シュート:いえ、以前封印されたモンスターの話を
       なんかの本で読んだ事があるんですよ
       どの本だったかなぁって思って…探してるんです
       
       この本だったかなぁ? これじゃないな 違う…;;
       確か封印されたモンスターは3体いたとか書いてあった気がああぁ
       だからその本に…古文書の事も書いてないかと…

   
 ゼン:そんな昔の事が書かれた本…それこそ古文書じゃねぇのか?

  シュート:違いますよ!教団で借りた本なんですけどぉ〜どこだぁあぁ;;
       教団には歴史の本がいろいろあるんですよ!
       ゼンさんは読んだ事はないんですか??

    
ゼン:オレが本を読むようにみえるか?

  シュート:…いいえ。
       でも歴史を守るには歴史を知らなければ!
       全てを知ってこそ、本当に守れるものだと僕は思うんです!!

       ぁあぁ〜きっと教団に忘れてきたんだぁああ;;
       なぃなぃ〜;ないょぉ〜;

    
ゼン:シュート!!!
       オレは本はよまねぇが空気は読めると思っている!!
       大丈夫だ!!!
       お前の熱い想いは伝わった!!!
       歴史とお前たちはこの命にかけても守り抜いてやる!!
       
       ぐぉおっぉおぉ!!!


  シュート:ん?ゼンさん…?

       (ゼンさんがまた、いつもの不可思議な雄たけびを上げながら外へ出て行った

        …そしてその頃、穴の家の外では…)


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シヴァィ:ステラ?いるかい?

  
 ステラ:あ、シヴァィさん。いらっしゃい^^

  シヴァィ:今日2度もキミに会う事が出来てうれしいよ

   
ステラ:また何か御用ですか?

  シヴァィ:そぉなんだ、村長さんはいるかな?

   
ステラ:父ですか?…父なら今さっき裏の畑を見にいきましたけど…

  シヴァィ:そぅか、ちょっと村長さんに…いやキミの父上にお話したいことがあってね

   
ステラ:父に御用だったのですね
       急ぎの用なのでしたら、畑までご案内しましょうか?


  シヴァィ:ステラ、ありがとう。本当にキミは優しい仔だ

  
 ステラ:…あら?後ろの方は?

   
クロエ:ど う も!

   
ステラ:どうも^^こんにちは

  シヴァィ:あぁ、ステラ紹介するよ。
       彼女はクロエ、僕のトモダチさ

   
ステラ:あらお友達もご一緒だったのですね
       では、ご一緒にこちらへ^^


   
 ゼン:ぐおぉおぉぉぉぉおぉお!!!

  
 クロエ:えぇ?何? ゼンの声が…

    
ゼン:うおぉぉぉぉぉお!!!
       シヴァィーー!!!
       クロエーー!!!!
       ぜぇぜぇ…やっとみつけたぜ…


   
クロエ:何してるのよ!!!ゼン!!!

   
ステラ:あら、またお友達ですかぁ?

    
ゼン:村長はどこだ!!!!!

 
  ステラ:ぇえ…父なら裏の畑です^^

  シヴァィ:今からステラに案内してもらうところだよ

   
 ゼン:そぉか、こいつがステラか…

   
ステラ: ぇ!! きゃぁあぁ!!
       何するんですか!!下ろしてくださいぃぃ;


  シヴァィ:ゼン!!何してんだ!!


    
ゼン:こいつを穴の家まで連れて行くんだよ!
       こいつがいれば、村長も嫌でもくるはずだ!!!


   
クロエ:ちょっとゼン!! どうしちゃったの!!

    
ゼン:作戦変更だ!!!!
       いいからさっさと穴の家へ戻るぞ!!!!

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☆ステラを拉致しちゃった


    
ゼン:ほらよっと!
       シヴァィそいつを奥の部屋に連れていってくれ!


  
シヴァィ:ステラ;大丈夫かい;

   
ステラ:帰してくださいぃ;家にもどります><

  シヴァィ:もぉゼンには近づけないから、ごめんねステラ
       怪我はないかい??
       さぁこっちへ


   
クロエ:ちょっと…ゼン!!
       あんたも何考えてんのよ!!!ヽ(`Д´)ノ
       いきなりあんなことして!!!


   
 ゼン:娘を捕まえておけば
       絶対村長はやってくる!!!
       そのほーが手っ取り早いだろぉがw


  
シュート:ちょぉぉおぉwwwwww
       今女の人が泣いてましたけどー!!!!
       一体外でなにがあったんですかぁあ;;;

    
ゼン:シュート!お前の言葉にオレはココロ打たれたんだ!

  
 クロエ:ちょっと!!シュートあんたの仕業なの!?
  

  シュート:えええええw
       僕が一体何をしたっていうんですかぁぁ;
       僕はなにもしてませんよぉぉ;;
       ほんとですよぉぉ;;

    
ゼン:オレはお前の情熱に動かされたんだ!!シュート!!
       がっはっははは!!!


  
 クロエ:ゼンが村長の娘を連れてきちゃったのよ!!
       攫ってきたってわけ! 


  シュート:ぇえぇえ!!!
       
       (ちょっとまて…情熱に動かされた??
        さっき…熱い想いは伝わったとかいってた…アレか!!!
        
        …空気読めるとかとかいってなかったかこの人??
        まったく空気読めてねぇええぇえぇ;;;)

  
 クロエ:もぅ…ほんっとわっかんない
       これじゃ前回と一緒じゃないの;
       前回だってシルトの首長の話きくとかいって攫ってきちゃって…

       
  シュート:(前回もそぉだったのかぁあぁぁあぁ;;)
      
   
ヤシャ:キャラッキャラッキャラッ

    
ゼン:や、ヤシャ様!!!

   
ヤシャ:目が覚めた!
       調査はどうした?
       ワラワも向かうぞ!


    
ゼン:ヤシャ様!それには及びません
       村長は向こうからやってまいります!!!


   
ヤシャ:村長!そんちょ!

    
ゼン:古文書を持った村人です

  
 ヤシャ:そうか!そうか!
       そいつは強いのか?


  
  ゼン:戦闘にはなりません!!
       もしなった場合でも私めが
       ヤシャ様をお守り致します!!!
       ですのでヤシャ様はどうぞ奥の部屋でお待ちください

  
   
ヤシャ:キャラッキャラッキャラッ

  シュート:(ヤシャ様を連れてゼンさんは奥へと消えていった
        そしてクロエさんが僕を怖い目で…;;みている)

       本当に僕のせいじゃなぃんです;;
       誤解ですよ;;クロエさん><

  
 クロエ:わかってるわよ…
       またゼンが暴走しちゃったんでしょぅ?


  シュート:クロエさあぁぁん;;

 
  クロエ:だってヘタレのあんたが攫って来いなんて言うわけないわ

  シュート:ヘタレってぇえぇえ;;

   
クロエ:でも攫ってきちゃったもんは仕方ないわ
       ちょっとでも時間を稼いで…古文書の情報を少しでも手にいれないと
       ちょっと考えがあるの…村へいってくるわ

  シュート:はい;わかりました

   
クロエ:シュート!あんたはシヴァィがステラに手をださない様に見張ってて!!
       これ以上問題が増えたらかなわないわ!


  シュート:わかりました><

   
クロエ:それに、あの仔が本当に古文書の存在をしらなくても
       何か昔から伝わる話を知っているはずよ


  シュート:言い伝え…ですか?

   
クロエ:そう、言い伝え。確かな情報じゃないかもしれないけれど
       何かそれに繋がるモノが必ずあるはずよ
       じゃなければ…教団(私たち)のところまで
       古文書の情報すら回ってこないはずだわ

    
  シュート:そうですね、何かしら情報を引き出してみます!!

  
 クロエ:シュート頼んだわよ

  シュート:(いつにない真剣な表情でクロエさんは語ってくれた
        怖いと思っていたあの顔は真剣な表情だった…のかもしれない
        
        みんな、歴史を守るために必死になっている
        それぞれの考えによって行動は…いろいろ問題もあるけど
        でも、全ては歴史を守りたいっていう想いがそうさせてるんだと思う

        僕も…がんばらなきゃ!!!)


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13
  
シュート:失礼します!
       (シヴァィさんと、ゼンさんに拉致された村長の娘さんのいる部屋へ入る)

  
シヴァィ:シュート…

  シュート:ちょっと娘さんにお話がありまして

   
ステラ:話なんてありません!!
       古文書なんて本当にしらないわ!!


 
 シヴァィ:よしよし、ステラ落ち着いて…大丈夫だから
       頼むよシュート、彼女は本当に何も知らないんだよ…


  シュート:そうじゃないんです。
       疑っていたりとか、そういう話じゃないんです
       古文書の話でもないんです

       ステラさんに僕らのことを知ってもらおうと

       僕らは昔の歴史を守りたいんです…
       昔にあった真実の歴史を…
       その歴史を守るために、ステラさんにご迷惑をかけてしまって
       本当に申し訳なく思っています
       でも、真実の歴史を捻じ曲げられたくはない…
       これ以上ステラさんにご迷惑をかけたりはしません!

       なのでステラさんの知っている話を聞かせてもらえませんか?
       なんでもいいんです。
       古くから伝わる言い伝えなどありませんか?

   
ステラ:古くからの言い伝え…
       それなら…あのハーピーたち話くらいしか


  シュート:ハーピー?

   
ステラ:古くからの言い伝えなの…
       レーラ、シナツ、ナライという3頭のハーピーの話よ
       昔、このセラルカに現れて災害をもたらそうとしたそうなの
       …それを勇者様が封印をして救ってくださったのよ

       そのハーピー達が…最近村の近くに現れたそうよ

       私はまだ見たことないけど、
       言い伝えと違って…
       みんなの話ではとてもおとなしくて、友好的だって私は聞いているわ


  シュート:レーラ、シナツ、ナライ…
       (名前までついているモンスター、そして数百年その話が残っているのなら
        古文書のような文書があっても…なんらおかしくもないな)

   
ステラ:私が知っているのはそれだけよ…

  シュート:わかりました、話してくれてありがとうございます。
       時機にここから出れますから、少しだけ待っていてください。           

       シヴァィさんもこっちへ来てください


  
シヴァィ:わかった…

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☆地下への階段

  
シュート:(しばらくするとクロエさんが戻ってきた。
        時間稼ぎとは、どぉやら偽装工作のようだった。
        ステラさんの誘拐を最近現れたモンスターの仕業という噂を流したそうだ
        クロエさん流石です…

        そのかいもあってか、僕もステラさんの話を聞くことが出来た
        そしてゼンさんの熱も少し冷めて、ある程度の冷静を保てるようになっていた)


  シュート:クロエさん!言い伝え聞きだせましたよ

   
クロエ:シュートやるじゃないb

  シュート:たぶん…文書はどこかにあるはずです。
       でも、古文書かはわかりません…
       そして…すでに歴史は変えられている部分があるかもしれません
       口伝えにかわってしまったのか…故意に変えられたものかはわかりませんが…

   
クロエ:口伝えなんて、結局そんなものよ
       でも、それ自体が存在するということは文書がないとも限らない


  シュート:そぉなんです!!

   
クロエ:ゼンに伝えて頂戴。
       そろそろ入り口を固めておかないと危ないかもしれないって


  シュート:え?

  
 クロエ:ステラを誘拐したのよ?
       ただの噂じゃ時間稼ぎなんてそんなに出来ないわ
       ここに来るのは時間の問題よ


  シュート:はい!!!

   
クロエ:わたしは先にいっているわ

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シュート:(外の方から少しずつ、足音が近づいてくる
        冒険者が穴の家へ侵入したのだ
        僕の苦手とする戦闘がまた始まる…)

    
ゼン:うおぉおぉぉぉ!!!
       ここはぜってぇ通さねぇえぇえぇ!!!!


  シュート:偽りの歴史に毒された愚か者め、生きては帰さん!


          
 <戦闘開始>


  シュート:(冒険者は5人だった
        僕は後方からナイフでの攻撃だ!

        シヴァィさんが相手に範囲魔法をかける
        そしてその隙にゼンさんが斧で攻撃をしかける

        2人の攻撃はなかなかの威力だ

        冒険者達もこちらへ攻撃をしかけてくる

        クロエさんへの集中攻撃だった
        それをゼンさんが庇いながらも攻撃
        クロエさんはヒールで僕達を応援してくれる

        冒険者を1人倒したところで
        こちらもクロエさんが倒れた)
 
    
ゼン:クロエ!もういい退け!!
  
   
クロエ:ごめんなさい

  シュート:(そしてヒールという支援をなくなった僕らは
        シヴァィさん、僕という順に倒れていく…)

   
 ゼン:シヴァィ、シュートを連れて一旦退け!!!

  
シヴァィ:でもゼン!!

    
ゼン:いいから退け!!!!


  シュート:(この先は言うまでもない…僕らはやられた…)

   
クロエ:またやられちゃったのね…

    
ゼン:くそぉ!!!!!!

  シュート:すぐヤシャ様のいる地下へ戻りましょう!!!

  
シヴァィ:そぅだよ…まだ終わってない
       諦めたらそこで試合終了だよ?


    
ゼン:そんなもんわかってらあああああああ!!!
       おまえら!!!!行くぞぉおぉおおおぉおおお!!!!


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☆とっておきの

    
ゼン:でもどぉやってヤシャ様を守る…

  
 クロエ:入り口は侵入されたし…

  
シュート:ヤシャ様にどんな顔して会えばいいんでしょうか;;

  
シヴァィ:じゃぁこれを使うっていうのはどぉだい??

  シュート:(そぉいってシヴァィさんがポケットから何かを取り出した
        それは…袋に入った砂?だった)

   
クロエ:何それ?

  
シヴァィ:これかい?これはあやかしの砂、妖砂だよ

    
ゼン:妖砂だと!?

  
シヴァィ:そうさ、これを自分に振り掛ければモンスターに変身できる優れものさ

  シュート:ちょwwwww それしってます!
       本物そっくりのモンスターになれるんですよ!

  
シヴァィ:ヤシャ様は、今回もペットをお連れだった…
       たぶんこの砂でいいだろう…
       シュートちょっと^^


  シュート:はぃ?

       (シヴァィさんは僕に袋の砂を振りかけた…)

    
ゼン:うぉおぉぉぉぉぉおぉ!!!!

   
クロエ:きゃぁあぁ;;

  シュート:あれぇ??どぉかしたんですかぁ??

  
シヴァィ:この砂でよかったみたいだね

  シュート:(自分の姿をみると…身体が真っ赤に…)

       ちょwwww変身してる!!

  
シヴァィ:あははw すごく似合ってるよシュート
       じゃぁ次はゼンだ^^
       ほぉーーら!


  シュート:(ゼンさんがどんどん縮んでお化けの様なモンスターの姿にかわった)

    
ゼン:ぐぉぉぉ!
       い…意外と動きやすいもんだな…さほどかわらねぇ


  
シヴァィ:じゃぁ次はクロエだね
       ほぉ〜ら!

       ぁ…


  シュート:(砂をかけられたクロエさんがモンスターに…なった)

    
ゼン:あははは!クロエお前似合うな!!

  
シヴァィ:ぷふっ ごめんクロエ

   
クロエ:ごめんってなによ
       ってちょっとwwwwwww
       なんであたしだけ熊なのよヽ(`Д´)ノ


 
 シヴァィ:ごめんごめんwww でもかわぃぃよ?

   
クロエ:ほんと…これが終わったらあんたの事、魂抜けるまで殺してやるわ

 
 シヴァィ:じゃぁ僕もっと

  シュート:(そして全員がモンスターに姿がかわった)

   
 ゼン:おっしこれでヤシャ様のおそばで護衛ができる!!

  
シヴァィ:じゃぁ急いで姫様の元へ向かおうか

  シュート:僕もなんか強くなった気がします!!!!


   
クロエ:もぉ!なんであたしだけ熊なのよ…

 
 シヴァィ:ごめんって^^

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☆必然という名の偶然

  
シュート:(そして地下へ乗り込み僕らはヤシャ様の元へ
        そっとヤシャ様の傍へ行った)

   
ヤシャ:なんジャ!お前達!!!
       さっき部屋に入れといったのに!


  シュート:ひΣ

  
シヴァィ:(しーb 
        シュート声は伝わるんだ しゃべっちゃ駄目だb)


  シュート:(僕は頷いて…静かに時を待つ
        こんなに緊張したのは初めてだった…

        そこへさっきの冒険者が現れた!)



   
ヤシャ:異界人にこうヤスヤスと押し込まれるとは、何と情けないのジャ!
       ムムムムムッ、それは何の紋章ジャ?

       コヤツ面白いモノを持っているのジャ!

       ならばワラワが舞うのジャ、殺るのジャ、奪うのジャ!
       きゃらきゃらきゃらきゃら



  
シュート:(戦闘が開始されようかという時、ゼンさんがこっちをみて頷いた
        シヴァィさんは僕の肩をトントンと優しく叩く
        クロエさんは僕のあたまをコツンと小突く

        誰も声は出さない…だけどそれでも何を言いたいか
        伝わってくる…見た目はヘンテコなモンスターのはずなのに
        そこには…いつものみんなの姿があった)


   
ゼン:(よっしゃぁあぁあぁ!!いくぜえぇええぇ!!)

  
シヴァィ:(さぁ、いこうか)

   
クロエ:(いくわよ)

  シュート:(はい!!行きます!!!)



                 <戦闘開始>


  
シュート:(今日2度目の戦闘だ。僕らはさっきの戦闘の傷もそのまま
        無我夢中で戦った)

  
シヴァィ:(さっきはどぉも!!)

    
ゼン:(おらおらおらあぁあぁ!!)

   
クロエ:(覚悟しなさぃ!)


   
ヤシャ:きゃらっきゃらっきゃら

       後一押しジャ! なぁ?ゼン!!!


   
 ゼン:うえぇ!!

  シュート:(ちょwwwww 戦闘の途中でいきなりヤシャ様が声をかけてきた
        それに釣られてゼンさんが声をだす)

  
シヴァィ:あらら バレてるようだねぇ

   
クロエ:ゼン!よそ見しちゃだめ!!危ない!!!

  シュート:(ヤシャ様の言葉に動揺したゼンさんがもろに攻撃をくらった)

  
  ゼン:ぐはあぁ!

   
ヤシャ:ゼン!!
       何をしておる!!!

  シュート:(すかさずそこへヤシャ様のフォローが入った)

    
ゼン:ヤシャ様 すみません!

  
 ヤシャ:いくぞ!!!
       きゃらっきゃらっきゃら!

       シヴァィ!魔ジャ!魔ジャ! 焼き尽くせ!!

       シュート!!突き刺せ!

       クロエ!!クロエ!!


  シュート:(ヤシャ様が僕らの名前を呼ぶ!!僕らは必死に攻撃をし続けた…
        
        ゼンさんは斧で乾坤一擲を!
        シヴァィさんは得意のメテオ!
        僕も覚えたばかりのダブルエッジだ!)



   
ヤシャ:一旦退く!下がるのジャ!

       負けではないのジャ、勝ちをゆずったのジャ!
       さらばジャ!
       きゃらきゃらきゃらきゃら!

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シュート:(そうだ…結局あの日、僕らは負けてしまったのだ…

        戦闘中、僕がナイフを投げた後
        ヤシャ様に集中攻撃が起こった…
        そのヤシャ様を庇おうとゼンさんが飛び込み…

        そう…僕も…気づいたら飛び込んでいた    

        その瞬間ヤシャ様の声がした…声がしたのまでは覚えてる
        でもその後の記憶は一切なかった…

        僕らは怪我で瀕死の状態だった…
        僕も気づいたら教団の救護室で目が覚めた…
        情けない…はなしだ

        聞いた話によると
        あのステラって仔は冒険者に助けられる様にして外へ出て行ったようだし
        冒険者が持っていたという紋章のようなものも
        結局は奪えぬまま…もちろん古文書の手がかりも…

        後は食中毒で倒れていた仲間もなんとか回復したようで
        今度は僕らの手当てをしてくれたそうだ
        そして教団まで運んでくれたらしい…

        そう…あのセラルカでの任務の日から、気づいたら5日も経っていた)


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☆救護室

    
ゼン:おーぃシュート大丈夫か?

  
シュート:ぷぷぷw
       ゼンさんこそ大丈夫でしたか?

    
ゼン:オレはこのとおりよ!!!

  シュート:(隣のベットからゼンさんが声をかけてくれた
        そして包帯でぐるぐる巻きにされた腕を大きく振って見せてくれた)

 
 シヴァィ:あぁ、水をありがとう ミーナ 助かるよ^^
 
  シュート:(向かいのベットではシヴァィさんが救護室の女性に声をかけている)

       あれ?クロエさんは??

   
クロエ:ここよ!

  シュート:(声が聞こえた方を見ると、救護室の入り口でクロエさんが
        覗くようにしてこっちを見ていた)

       あ!クロエさん!

   
クロエ:やっと目が覚めたようね シュート。

  シュート:はは…

   
クロエ:はは…じゃなぃの!心配かけるんじゃないわよ!

  シュート:はは…すみません;

   
クロエ:でも目がさめてよかったわ

  シュート:(そぉいってクロエさんが笑ってくれた…初めてみたかも笑った顔…///)

   
 ゼン:んじゃクロエ頼む

   
クロエ:ぇえ、わかったわ

  シュート:どこか行くんですか?
       (クロエさんが車椅子をおしてゼンさんの元へ向かった)

  
 クロエ:ちょっとツルギ様にね ご報告に行くのよ

  シュート:あ!任務の報告…ですか?

   
クロエ:そぉよ、昨日やっとゼンも目が覚めてね

    
ゼン:すまねぇ…

  
 クロエ:意識があったのは、ゎたしとヤシャ様だけだったのよ…あの日

  シュート:…そぉだったんですね

    
ゼン:だからこれから報告っつーわけだ!!
       がっはっは!!


  シュート:結局…僕らは何も守れなかったんですね…

  
 クロエ:何を言ってるの!?

  シュート:ぇ?

  
シヴァィ:そうだよ シュート、キミは守ったじゃないか

  シュート:(向かいのベットにいたシヴァィさんが
        松葉杖をつきながら僕のベットまでやってきた)

       え?
  
 
 シヴァィ:覚えていないのかい?

  シュート:何も…;

   
クロエ:シュートはゼンと一緒にヤシャ様を必死に守ったじゃない!

  
シヴァィ:そぅそぅ〜 僕もあれには驚いたよ

    
ゼン:オレが振り返ったらお前が後ろで支えててくれたんだ…
       あれにはビビッタwwww
       まさかシュートがなぁ…後方から飛んでくるとはな!


  
シヴァィ:ビックリしたよ〜 危うくメテオを外すところだったよw

  シュート:そんな…

   
クロエ:確かに…古文書の調査には失敗したわ
       けど…私達が請け負った任務はキチンと果たした
       戦闘には負けたけどねぇ〜
       でも守り抜いたって思ってる


   
 ゼン:お前が一番の手柄だ!シュート

  シュート:(僕はうれしくて…にやにや…していたに違いない きっと…)


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☆埋もれた伝承

  
シュート:(それから傷も回復して、僕は新たな任務を授かった
        それは各地の言い伝え、そう埋もれた伝承を調べていくという長期任務だ

        これはクロエさんが推薦してくれた。
        戦闘の任務より、僕の力をフルに生かせる任務だろうからって…

        そして僕は旅立つこととなった)


  
シヴァィ:さぁ〜シュートそろそろ出発しようか^^

  シュート:そ…そうですね

  
シヴァィ:どうしたんだい?

  シュート:いえ、なんでもありませんよ!
       (僕が旅立つと言うと、
        ゼンさんはまたあの雄たけびを上げながら喜んでくれた)
    
    
ゼン:(がっはっは!お前にピッタリの仕事だな!)

  シュート:(クロエさんはというと、僕の頭を小突いていつもの口調で)

   
クロエ:(ちゃんとしっかりやりなさいよね!)
        
  シュート:(そぉいってくれた…
        急の出発だったせいもあって
        見送りを断ったのだが…
        いざ、教団を一人離れるとなると寂しくなるものだ)

  
シヴァィ:何?シュート センチメンタルかい?

  シュート:ち…ちがいますよ!大丈夫です!!

  
シヴァィ:僕もソロの任務なんて始めてだからね〜緊張するよ
       行き先が同じ方向でよかった^^

  
  シュート:そうですねぇ^^

       (そういって僕らは歩きだした。
        僕はまずイールという港町へ向かうこととなった
        シヴァィさんはその手前のファンブルグの城下町に
        資料を届けにいくらしい…)

 
 シヴァィ:あぁ〜このローブを早く脱ぎたいよぉ;

  シュート:シヴァィさん>< ここで脱ぐのはやめてくださいよぉぉ

  
シヴァィ:わかっているよ^^ そんなにあわてないでくれよ

  シュート:ほんとに大丈夫ですかぁ?シヴァィさんが1人で任務だなんて!

 
 シヴァィ:ぉ?シュートも言うようになったねぇ〜
       お兄さんはびっくりだよぉ〜


  シュート:す…すみません

  
シヴァィ:いあ、それだけ僕らは絆が深まって来たって事だろう?
       僕はうれしいよ^^

  シュート:ははは!!
       (僕は思わず笑顔になった、そうだ僕らは任務という形ではあったけれど
        共に冒険をして、戦闘をして、お互いを知り そう仲間になったのだ)

   
 ゼン:うぉっぉぉおぉお

  
シヴァィ:ぁれぇ? この声はw

   
クロエ:ちょwwちょっとゼン>< 下ろしなさいよ><

  シュート:(ゼンさんと、クロエさんが僕達を追って走ってきた
        ゼンさんは…クロエさんを担いで…)

   
 ゼン:シュート!!!お前!オレをおいていくなんたぁ!
       随分なことしてくれるじゃねぇかヽ(`Д´)ノ


   
クロエ:い゛い゛からおろして>< ゼン!!!

   
 ゼン:あぁ…すまねぇ クロエ

  シュート:どうしたんですか?二人してw

  
 クロエ:新しい任務を受けてきたのよ!!

  シュート:新しい任務??

  シヴァィ:あぁ〜話が上手く通ったんだねぇ^^

  
 クロエ:そうそう^^ 

  シュート:話?

 
   ゼン:そうだ!オレとクロエの新しい任務だ!

  シュート:どんな任務なんですか?

   
 ゼン:もちろん!!きまってんだろ!!!
       今度はシュート(お前)の護衛だあぁあぁああぁ!!!!


  シュート:ええぇえぇえ!!!!w


  
 クロエ:あははw

   
 ゼン:がっはっは

  
シヴァィ:あははw 後で僕も合流させてもらわないと^^

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☆新しい僕らの旅路

  
  
シュート:(そして僕らの新しい旅が始まった
        僕らの歴史を守る旅だ…
        
        偽りのない…すべての歴史を知るまで この旅はきっと続くだろう)





                   <END>



●脚本家コメント●

劇団あんだんてで台本を書かせて頂いたのは2回目となります
今回のボイスドラマは、ある一言ががきっかけで作られた物語です

その一言とは『一風かわったキャラクターが演じたい』というものでした。
いつもかっこいいキャラやかわいいキャラをを演じている方々が悪役をやりたいーと話してくれました。

じゃぁ悪役がメインの話を書いてみよう!とそこがこの黒衣に秘めた情熱のスタート地点でした。

コンチェルトゲートのメインストーリーで5勇者の話はたくさん語られているけれど
あの黒ずくめの集団については謎なままだなぁ〜
じゃぁあの黒衣集団をメインでお話をつくってみたらどぅなるだろぉ?

そしてそこから黒衣集団とその周りの悪役さんをとりあげてキャラクターを作りました。

まず一番最初に作ったキャラは叫び声が特徴の変なキャラ…熱血の人 ゼン
そして次に、女の子大好き、遊び人の シヴァィ
そして、ドSキャラの クロエ
でも…これじゃ変わったキャラしかぃない…と
一番普通な?キャラ 主人公のシュート

この子達が生まれました。

そしてキャラクターに合わせて書いていくうちにどんどんキャラクターが暴走…w

キャラ達が勝手に動いてお話を作り上げてくれました

書いている間もどんどんゼンは勝手な行動ばかりするし
シヴァィはふらふら遊んでいるし…
クロエはそれにキレまくり…
それをみたシュートはひぃひぃ泣くwとぃったかんじでw
とても書くのも楽しかったです。


普段はあまり触れることのないメインストーリーの裏側
私達を楽しませてくれる物語の裏舞台

私達の気づかないところにもきっと素敵な物語は埋まっているのだと思います


ボイスドラマを聴いてくださりありがとうございました
そして、参加してくださったキャストの皆様本当に有難うございました。
キャストの皆さんがいなければこの物語は出来上がらなかったと思います

そして誤字直ししてくださったり、相談にのってくださった方

そして物語に魂を吹き込んでくれた団長さま

本当にありがとうございました


 パフェ仔でした。


 〜編集後記〜

もうおわかりだとは思いますが、このドラマはクエスト『埋もれた伝承』の裏話的なお話です。
いつもはうっとおしいだけの黒史教団がなんだか好きになってきませんか?w

ドラマが完成した日の夜に、わたしはパフェちゃんに誘われて『埋もれた伝承』に行きました。
「ステラを誘拐したのはゼンだよね〜!」
とか話しながらw

皆さんも是非、大切な仲間と一緒にシュートたちを思い出しながらクエストに行ってみてください。
違った楽しみ方が出来てお勧めですよ♪


さて、今回、編集を依頼され、いつものようにやり始めました。

しかし、上手くいかない・・・。
しっくりこない・・・。

さらに精神的な問題も次々と重なり、どうにもならない状況にまで追いやられていました。
あまりにきつくて、ついパフェちゃんに愚痴まで飛び出す始末(´・ω・`)

でも、パフェちゃんは嫌な顔ひとつせずに一緒に原因を考えてくれました。

心のモヤモヤを聞いてもらい、解決策がわかると今までの悩みが嘘のように消えてなくなり、
自分でも驚くほどのペースで完成まで漕ぎ着けました。

そして、その完成品は苦労が大きかったせいもあってとても愛しい物になりました。

参加してくださったキャストの皆さん。
いつも応援してくれる方々。
こうして聞いてくれるリスナーの皆さん。
そして何よりこの物語へと招いてくれたパフェちゃん。
全ての人が揃ったから出来上がるドラマだと思います。

パフェちゃんが言いました。
「わたし達はこのドラマの両親だね。」
本当にその通りだと思います。
産みの親、育ての親・・・そして今度は皆さんがこの子達を友人のように身近に感じてくれれば・・・
今まで作ってきたものも、これから作るものも、作り上げ、聞いてもらったから終わりというのではなく
いつまでも皆さんの心に残ってくれればと思います。

また、今回苦しい中で他の方からも、とても嬉しい言葉を言っていただきました。
それは、
「自分はボイスドラマなんて興味がなかったけど、
そんちゃんがボイスドラマに誘ってくれ
たから新しい楽しみが出来たんだ。」
というものです。

この言葉も、わたしの力になりました。
わたしが楽しいと思える事を、興味のなかった人にも楽しいと言ってもらえる幸せ。
この幸せを噛み締めながら、今後もドラマやラジオをやって行こうと思います。